ブロックチェーンビジネスの最先端を走るカナダ【G20】仮想通貨の将来性を考察



仮想通貨は新しい投資に用いる金融商品というイメージが強いですが、実際は生活を支えるライフラインになりつつあります。仮想通貨が給与として支払われるようになったり、また貧困の国を救う手段として利用されています。

世界的に仮想通貨が普及しつつありますが、全ての人が仮想通貨に対して好意的な姿勢でいる訳ではなく、また仮想通貨を悪用した犯罪も起きてします。

G20も仮想通貨を無視することができなくなり、各国を交えた議論が積極的に行われています。

G20の参加国であるカナダも同様で、国内では仮想通貨に関するニュースが報道されています。カナダではどのような取り組みが行われているか、そして仮想通貨の普及具合について紹介していきます。

カナダの概要を解説する

カナダは約3700万人の人口を誇り、法定通貨はカナダドルです。カナダは世界の中でも裕福であり、サービス業や自動車及び航空機などの製造業が盛んになっています。

石油や天然ガスなどの資源も豊富であり、石油埋蔵量はサウジアラビアやベネズエラに次いで世界で3位を誇ります。鉱業でも金やウランなどが豊富に採取されて、カナダは資源の量が豊富なことから世界より注目を浴びています。

G20には初期から加盟しており、G20が設立される遥か前の1976年よりカナダが参加しています。

カナダの参加によってG7が結成されており、経済の実力や資源の量から世界でも高く評価されています。

カナダでの仮想通貨の歴史を読み解く

2018年の時点でカナダでは仮想通貨決済に用いられるプラットフォームが多く導入されるようになりました。

カナダでは仮想通貨取引所も設立されており、ビジネスや日常の決済に仮想通貨を利用する環境が整っています。さらに、カナダの仮想通貨取引所が海外進出をするニュースも報道されました。

カナダ国内で仮想通貨が指示された時期や、仮想通貨に関係するニュースにはどんなものがあったのかを紹介します。

カナダで仮想通貨が人気になったきっかけと時期はいつか

カナダでは2014年より仮想通貨取引所のCoinsquareが設立されており、カナダで最も安全な仮想通貨プラットフォームとして高い人気を誇ります。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)イーサリアム(Ethereum/ETH)ライトコイン(Litecoin/LTC)、ドージコイン、ダッシュ(Dash/DASH)を取り扱っていて、ヨーロッパや日本への進出も発表しています。2018年7月に日本への進出が発表され、翌月にヨーロッパの進出が発表されました。

Coinsquareの設立をきっかけにカナダ国内で仮想通貨の普及が一気に進みました。国内で仮想通貨取引所が設立されれば、国民も仮想通貨に手を出しやすくなります。

2014年からカナダで仮想通貨の知名度が上がり、徐々に人気も上がりました。

カナダで人気の仮想通貨とは何か

カナダ国内では仮想通貨の決済に対応するプラットフォーム(環境)が多く揃っています。ビットコインを筆頭に、ネム(NEM/XEM)やトロンなどのアルトコインも導入されています。

2018年9月には、ファースト・ブロック・キャピタル社はFBCビットコイン・トラストが投資信託として認めたことを発表しています。退職金や非課税の貯蓄口座で運用が可能となって、デジタル通貨資産の投資を身近なものにするファースト・ブロック・キャピタル社の目標が一歩進みました。

2018年8月には、NetCents Technology社が提供する決済プラットフォームの「NetCents」の対応通貨に5種類のコインが追加されました(参照:NetCents Technology To Add Five New Coins to Merchant Gatewayーnetcents)。

ビットコインキャッシュとネム、トロンやヴァージ、ゼンキャッシュが新たに加わります。

今後も対応通貨が増えていくことが発表されたので、NetCents Technology社の動向には目が離せません。

ビットコインを始めとして、ビットコインキャッシュやネムなど豊富な種類の仮想通貨がカナダで高い人気を誇ります。

カナダでの仮想通貨に関するニュースを読み解く

2017年11月、経済や金融関係の情報配信を始めとした多くの事業を手がけているブルームバーグ・テクノロジーに勤めるDoug Alexander氏は、仮想通関関係の株価と価値が上昇していると報じました(参照:Next Generation of Canadian Banking Customers Want BitcoinーBitcoin.com)。

また、カナダの消費者金融会社・MogoでCFOを勤めているGreg Feller氏は、次世代のために仮想通貨に関わる銀行の設立を目指していると語っています(参照:Another Company Surges After Announcing Plans to Get Into CryptocurrenciesーBloomberg)。

2017年12月ではカナダ国内でビットコインに対する関心についての調査がカナダ銀行によって行われました。その結果、2016年に比べて2017年ではビットコインの認知度が大幅に向上しており、64%から85%にまで登っています。

主に投資目的で保有する人も増えており、カナダでのビットコインの保有率は2.9%から5.0%にまで上昇しています。ビットコインの知識を増やし、仮想通貨に対する将来性が高まったことが理由のひとつだといわれています。

2018年1月、カナダのケンタッキーフライドチキンではビットコインで購入できるセットの販売を始めました参照:THE BITCOIN BUCKET-Colonelandco.)。

ビットコインバケットは期間限定であり、Bitpayというウォレットで支払いが可能です。日本とカナダに限らず、世界中で人気のケンタッキーがビットコインの支払いに対応するようになれば、今後は他国でもビットコイン決済対応も期待できます。

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2018.07.09
時期 出来事
2014年 仮想通貨取引所のCoinsquareが設立
2017年11月 Doug Alexander氏が仮想通関関係の株価と価値が上昇を発表
2017年12月 カナダ銀行が行った仮想通貨に対する意識調査の結果、前年以上に保有率が上昇した
2018年1月 カナダのケンタッキーにてビットコインで購入できるセットの販売立
2018年7月 仮想通貨取引所のCoinsquareが日本進出を発表明
2018年8月 仮想通貨取引所のCoinsquareがヨーロッパ進出を発表
2018年8月 決済プラットフォームの「NetCents」の対応通貨が追加される

各機関の仮想通貨への姿勢と見解を読み解く

カナダ国内では仮想通貨が浸透しており、国内取引所も海外進出を積極的に行うようになりました。国民の意識調査でも、ビットコインの保有率が向上する傾向にあるとの結果が出ているので、仮想通貨は確実に浸透しつつあります。

カナダ国内での普及に対して、政府・銀行・企業はどのような姿勢で仮想通貨と向き合っているのか、それぞれの立場から説明していきます。

カナダ政府の仮想通貨への姿勢と見解を読み解く

カナダでは政府自らが仮想通貨の普及に力を入れているため、国内でも広まりやすい環境が整っています。

2018年1月よりNRC(カナダの研究機構)はイーサリアムのブロックチェーンを利用したプログラムを開始しました参照:Exploring blockchain for better businessーNational Research Council Canada)。

大量に残された金融の取引の記録が一般の人でも確認できるようになり、企業に関係する情報がリアルタイムで公表されます。ブロックチェーンから作成されたアプリケーションのデータも、常に誰でもアクセス可能となり、また改ざん防止にも役立ちます。

NRCはブロックチェーンの実証実験で、データを多くの人々と共有するための方法を模索していて、改ざん困難なアプリケーションの作成を試みています。公共機関がデータをブロックチェーン上に公開することが可能になり、多くのユーザーに公平なビジネスを行うための情報提供が可能です参照:Government of Canada exploring the potential of Blockchain technology―Bitaccess Blog

イーサリアムは決済ではなくスマートコントラクト(取引の自動化)のシステムやブロックチェーンベースのアプリケーションを作成する環境として支持されています。イーサリアムを用いたシステムが政府で稼働すれば、国民の個人情報の管理や効率的な選挙システムの作成にも役立ちます。

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2018.10.02

カナダ政府はブロックチェーンの技術を高く評価しており、導入のために積極的な支援を行っています。

カナダの銀行の仮想通貨への姿勢と見解を読み解く

カナダでは中央銀行自らが仮想通貨に対する調査に乗り出しており、カナダのロイヤル銀行でも2016年2月よりリップルネットワークの参加を表明しました(参照:Royal Bank of Canada Reveals Blockchain Trial With Ripple―Bitcoin.com)。

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2018年1月には、Versabankでも仮想通貨に関わる動きを見せており、Versavaultと呼ばれる顧客の仮想通貨を保管する金庫の開発を発表しました(参照:Canadian Financial Service Versabank Launches Digital Asset Vault―Bitcoin.com)。

VersaBankは仮想通貨の価値を認めており、不動産や株式、そして家族で大切にする宝石と同等であると語っています。顧客の仮想通貨を守るシステムも、非常に堅牢かつシンプルになることも期待されています。

政府と同様、カナダでは大手の銀行が仮想通貨の価値を認めており、保管サービスの導入も目指しています。今後の動きに期待できるでしょう。

カナダの企業の仮想通貨への姿勢と見解を読み解く


カナダでは国内で仮想通貨が浸透する環境が整っており、仮想通貨のビジネスが展開しやすくなっています。

2018年5月には中国の仮想通貨取引所のHuobiがカナダで展開されました(参照:Crypto Exchange Huobi to Expand into Canada―CCN)。Huobiは88種類にも及ぶ仮想通貨を取り扱っているので、カナダでより多くの仮想通貨が浸透することが期待されます。

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2018年7月には仮想通貨取引所のCoinSmartが始まり、24時間体制のサポートや納税に役立つツールが設置されています(参照:Canadian Cryptocurrency Exchange CoinSmart Opens Its Doors―ETH News)。CoinSmartは利用者の利便性を追求しており、仮想通貨初心者でも仮想通貨に参入しやすくなりました。

また、カナダのモントリオールではビットコイン大使館が運営されており、2013年にJean-Marc Jacobson 氏によって設立されました(参照:Why Does Montreal Have a Bitcoin Embassy?―GIZMODO)。

ビットコイン大使館ではビットコインの購入が可能となっているだけでなく、ビットコインの普及や教育にも力を入れている施設です。ビットコインに対するリテラシーを高めて、国内でより流通を活発させることが目的になっています。

カナダでは仮想通貨取引所や教育を受けられる環境が広まりつつあり、国をあげて仮想通貨を積極的に受け入れています。

カナダでの仮想通貨の将来性とカナダが世界に与えるインパクトを考察する

カナダでは仮想通貨に対する明るいニュースが多く報道されており、仮想通貨に関する事業が行いやすくなっています。取引所も豊富に揃っており、政府と銀行が仮想通貨やブロックチェーンに対するリテラシーを身に付けていることが大きな要因です。

2018年4月より、カナダはブロックチェーン国家として名乗りをあげているため、仮想通貨に対する情熱が世界でもトップクラスです。

ブロックチェーンは保管したデータの改ざん防止に期待されていることから、世界規模でビジネスや行政に導入されるようになりました(参照:Why Canada has Emerged as a Leading Blockchain and Crypto Nation: Expert Take―Cointelegraph)。

カナダで仮想通貨やブロックチェーンに関する技術が浸透すれば、仮想通貨で盛り上がった国家として世界にインパクトを与えて、カナダの評価も劇的に上がります。

カナダでの仮想通貨の将来性を考察する

カナダは国土面積が世界で2番目に広く、隣接するアメリカとの貿易が盛んに行われています。アメリカでも仮想通貨の普及が進んでおり、更に南のメキシコブラジルでも仮想通貨が広まりつつあります。

隣接する国々でも仮想通貨の決済が積極的に行われていれば、カナダも影響を受けて仮想通貨やブロックチェーンの技術開発が進むでしょう。特にカナダはブロックチェーンの開発については世界でも抜き出ており、行政の進歩については将来性が見込まれています。

アメリカなど競合相手が多くいるカナダだからこそ、ブロックチェーン国家として名乗るほどの技術力を身に付けることが期待されています。行政と日常の決済で普及するだけ環境は整っており、今後は更なる技術の飛躍が期待できます。

カナダでの仮想通貨の発展が与える世界へのインパクトを考察する

カナダではサービスやハイテクに関係する業種が国の経済を支えており、国民の半分以上がサービス業に勤めています。サービス業が多ければ、利用する人の増加に伴って決済の効率化が求められます。

カナダで仮想通貨が発展すれば、世界に多くいる仮想通貨の利用者が観光でも訪れやすくなり、決済プラットフォームの需要が高くなります。NetCentsなどのプラットフォームに対応する通貨が増えれば、世界で流通するアルトコインの需要もカナダで上がります。

カナダで仮想通貨が発展することで、世界から観光やビジネスで多くの人が訪れやすくなるので、仮想通貨発展の取り組みには多くの人が期待しています。ブロックチェーンの開発が進めばデータの改ざん防止にも役立つので、安全かつ公平なビジネスを展開させることが可能です。

カナダで仮想通貨とブロックチェーンの技術が期待されており、世界でも注目する人が大勢います。今後、技術が進化するようになれば、仮想通貨関係のビジネスでカナダに注目が集まります。

カナダの仮想通貨事情をまとめる

カナダはブロックチェーン国家としての自負があるので、仮想通貨とブロックチェーンの普及にかなり力を入れています。

政府と銀行は仮想通貨の発展に力を入れており、民間でもケンタッキーの決済で利用されるほどに仮想通貨が流通しています。

仮想通貨取引所も多く設立されており、国内でも多くの人が仮想通貨を購入しやすくなっています。政治家と国民が一丸となって仮想通貨を盛り上げてくれているので、多くの人が技術の将来性に期待しています。

世界では多くの国で仮想通貨の知名度が向上しており、技術も広まりつつあります。G20参加国の中でもカナダは仮想通貨の技術で大きくリードしているので、今後の取り組みから目が離せません。

カナダ国内で、仮想通貨が生活の一部として親しまれる日も近いでしょう。




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