仮想通貨は世界的に大きな盛り上がりをみせており、前向きな動きが続々と起こっています。
しかし、ポジティブだった仮想通貨の流れを大きく変えるかもしれないニュースが、南アフリカから入ってきました。
南アフリカ中央銀行が仮想通貨は通貨ではないと発表
Bloombergが24日、南アフリカの中央銀行である南アフリカ準備銀行は、仮想通貨は「通貨の必要条件を満たさない」ことから仮想通貨を「サイバートークン」と呼ぶことを決定しました。
ここでの通貨の必要条件とは
- 交換の安定的手段(stable means of exchang)
- 評価単位(unit of measure)
- 価値の安定的単位(stable unit of value)
という経済的な観点から捉えたものです。
準備銀行は、先月には「フィンテック・タスクフォース」と呼ばれる仮想通貨の規制機関を立ち上げており、南アフリカでの仮想通貨の勢いは下がりつつあります。
今後の見通しはどうなるか
南アフリカと似たような事例が、同じアフリカ大陸のジンバブエでも発生していました。
ジンバブエでは、最高裁判所が禁止されていた仮想通貨取引の再開を認める判決を下しており、国として仮想通貨を認める方向になっています。
世界では仮想通貨の是非を巡り、二転三転する展開が繰り広げられています。
今回の南アフリカの件も、まだまだ多くの攻防が待っていそうです。
今後の仮想通貨関連企業の対応に注目です。
日本とは遠く離れた土地ですが、南アフリカの動向から目が離せません。
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