アルゼンチン中央銀行が先日、自動支払機(ATM)の規制緩和を発表しました。
これにより、アルゼンチン国内では、銀行以外にATMの設置が認められるようになりました。
そして、仮想通貨に対応したATMを4000台を国内に導入の計画が発表されたのです。
アルゼンチン政府の仮想通貨に対しての姿勢
そもそも、アルゼンチン政府自体は、仮想通貨に対してどのような姿勢を持っているのでしょうか?
金融市場が混乱している国家にあり仮想通貨への注目が増している。
ビットコインが世界平均の価格の2倍で取引されるなど期待感は高い。
アルゼンチンを含むG20参加国の仮想通貨に対する姿勢も確認してみてください。
仮想通貨ATMってなに?
もともと、アルゼンチンには、アメリカのATM開発企業『Odyssey Group』は昨年アルゼンチンに仮想通貨対応ATM『Octagon』を200台設置いました。
CEOのSebastian Ponceliz氏は
「私たちは4,000台のATMを導入します。これは今後導入予定の30,000台の新しいATMのほんの一部に過ぎない」
とコメント。
かなり、仮想通貨の普及に大きな好材料となるでしょう。
仮想通貨ATMのニーズってあるの?
『アルゼンチン政府の仮想通貨に対しての姿勢』部分でも簡単に触れましたが、アルゼンチンは国として金融市場が混乱していると言う点があります。
ですので、アルゼンチンでは、貧困などが要因で銀行口座を持つことができない「アンバンクド」が多数いるそうです。
想像してみてください。
もし、銀行口座を持っていない、クレジットカードを持っていないとなると、インターネットサービスでの決済が不可能なのです。
そのような人には仮想通貨ATMの存在で、課題解決に繋がるのです。
同じように東南アジアで、アンバンクド向けに開発された仮想通貨も要チェック
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