バイナンス(Binance)に続き、大手取引所OKExが57種の仮想通貨取引ペア廃止へ



仮想通貨取引所OKExが10月25日、57種類の仮想通貨取引ペアを上場廃止することを発表しました。

理由は流動性の低下であると報告されました。

大手仮想通貨取引所が仮想通貨取引ペアを廃止する

大手仮想通貨取引所が立て続けに、いくつかの通貨の上場廃止を発表しました。

バイナンス(Binance)が4つの仮想通貨を上場廃止にする

世界最大の取引所バイナンスは10月9日、ユーザーの利益を保護などを理由に4つの仮想通貨を上場廃止と発表しました(Binance公式)。

上場廃止になった通貨は以下の4つです。

  • Bytecoin(BCN)
  • ChatCoin(CHAT)
  • Iconomi(ICN)
  • Trigger(TRIG)

上場が廃止になった理由として、バイナンスは以下の7つをあげています。

  1. プロジェクトへのコミットメント
  2. 開発アクティビティの質量とレベル
  3. ネットワーク/スマートコントラクトの安定性
  4. パブリックコミュニケーションとアクティビティのレベル
  5. Binance側の定期的デューディリジェンスに応答する速さ
  6. 非道徳なアクティビティに関する証拠/不正行為
  7. 健全かつ持続可能な暗号エコシステムへの貢献度

バイナンスが上場廃止を発表したあとに、4つの仮想通貨はすべての価格が下落しています。
特にTriggerは大きな影響を受け、20%近い下落を記録。直近の高値からは30%安の価格まで急落しました。

OKExが57種の取引ペアを上場廃止にする

最大級の仮想通貨取引所であるOKExが10月25日、57種類の仮想通貨取引ペアを上場廃止することを発表しました。

OKExはCoinMarketCapによると、世界で2番目に取引量が多いです(2018年10月30日)。

OKExはユーザーにとって最も良い取引環境を提供するために、今回の上場廃止を決定しました。

流動性の低い取引ペアを上場廃止にしており、KExトークンの上場廃止措置ガイドラインに沿って、取引ペアを決定したと発表されています。

流動性と取引高が低い取引ペアのみ上場廃止され、トークン自体の上場が廃止されるわけではありません。

上場廃止措置の対象となる通貨ペアはOKEx公式から確認できます。

仮想通貨取引所が取引ペアを廃止することの意味するものとは?

仮想通貨取引所がいくつかの通貨を上場廃止にしたことは大きな意味を持ちます。

通貨の価格が下落してしまうことはもちろんですが、それ以上に現在の仮想通貨取引所は中央集権的であるということです。

今回紹介したバイナンスとOKExの事例は、どちらも独自の基準によって通貨の上場廃止を決定しました。

これは中央集権的に意思決定がされており、仮想通貨が目指している非中央集権の世界とは異なります。

【CoinInfo編集長の脳内】中央集権と非中央集権の違いを極端な解釈で健全なエコノミーを解説する

2018.10.28

現状、整備段階として中央集権的な要素が必要なことはもちろんですが、将来を見据えたときに、現在の取引所の形がそのまま残っているとは考えにくいです。

仮想通貨の取引は最終的には、非中央集権的なやりとりが主流になります。
必要な通貨を必要な分だけそのときに利用できるようになります。

個人間のPeer to Peerのやりとりにおいても、取引所を挟む必要はなくなるでしょう。
この将来を見据え、バイナンスやBitfinex、Bithumbは分散型取引所(DEX)を開設することを発表しています。

分散型取引所の解説記事はこちらになります。

分散型取引所(DEX)はハッキングをなくせるか?今後の将来性を読み解く

2018.10.28

仮想通貨取引所の役割をウォレットが代替する可能性がある

また近い将来、仮想通貨取引所の役割をウォレットが担う可能性があります。

そちらの詳しい解説はこちらの記事でしていますので、ぜひご覧ください。

【CoinInfo編集長の脳内】ウォレットが仮想通貨取引所を近い将来上回る説

2018.10.30




Coin Infoの公式Twitterアカウントをフォローする

Coin Infoの公式Twitterアカウントをフォローすることで、ニュースなどの速報情報や、Coin Infoの新着記事の通知などを受け取ることができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です