リスク(LISK)とイーサリアム(ETH)の比較!2つの仮想通貨の今後と将来性を考察



イーサリアム(Ethereum/ETH)リスク(Lisk/LISK)を比較した場合、どちらもプラットフォーム型仮想通貨であるという共通点が見つかります。

どちらも分散型プラットフォームを採用しているのですが、参入障壁が同じ仮想通貨というわけではありません。
比較すると、分散型アプリケーションの形成場所、採用されているコンセンサスアルゴリズムなどに違いがあるため、今では実用性、将来性についても別だという意見さえ存在します。

本記事では、イーサリアムとリスクを比較しながら、2つのプラットフォームの違いを考察していきます。

目次

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)を比較する

イーサリアム、リスクは、どちらもプラットフォーム型仮想通貨です。

プラットフォーム型仮想通貨の定義とは、ブロックチェーン技術を応用して、様々なサービス、コンテンツを展開することができる「土台」という意味です。

実際にイーサリアム、リスクには、ブロックチェーンにスマートコントラクトが実装されています。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とは?

イーサリアムとは、スマートコントラクトという自動契約システムを兼ね備えている仮想通貨のことです。

現在、スマートコントラクト技術により保険だけでなく、クラウドファンディング、予測市場などでも利用される可能性が高まっている仮想通貨です。
イーサリアムは、分散型アプリケーションの実行基盤になることも目指しています。

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リスク(Lisk/LISK)とは?

リスクは、イーサリアムと似ていると言われることが多い仮想通貨です。

というのも、イーサリアムと同じで分散型アプリケーションを構築する、プラットフォームを有しているからです。
しかもリスクは、イーサリアムのようにスマートコントラクトの実行基盤となることも目指しています。

リスクは、2016年3月に行われた初期分配、開発資金調達のためのICOで14,009BTCを集めて、プロジェクトをスタートしたことでも話題になりました。

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イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)の共通点とは?

イーサリアム、リスクはプラットフォーム型仮想通貨として知られていますが、他にも、以下の共通点があります。

  • スマートコントラクト
  • DApps

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)はスマートコントラクトを実装している

スマートコントラクトとは、主にイーサリアムなどで用いられている、仮想通貨を用いた自動契約システムのことです。

ブロックチェーン上で自動的に契約が完了してしまうため、契約の際の交渉、審査などが存在しません。
そのため、将来的に保険会社などで使用されることが多くなるシステムと、言われることが多いのです。

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イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)はDAppsを作成するプラットフォームである

DAppsとは、分散型アプリケーションプラットフォームのことです。

分散型アプリケーションプラットフォームには大きな特徴があり、特定の管理者を置かず、参加者全員がお互いのサーバーに相互にアクセスできるようになっています。
そして、プラットフォームの中心に管理者がいる場合は、集中型プラットフォームとなるのです。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)の違いとは?

イーサリアムとリスクの違いを簡単にまとめると、以下のような面に違いがあります。

  1. プロジェクトの目的
  2. 市場
  3. コンセンサスアルゴリズム
  4. トランザクションの処理速度
  5. DAppsの形成場所
  6. 開発するプログラミング言語

イーサリアムとリスクは似ているようでかなり違いが多い仮想通貨となっているため、これらの違いをよく知っておいたほうが良いです。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)はプロジェクトの目的が違う

イーサリアムとリスクは、プロジェクトの目的も似ていると言われることがあります。

ですが、イーサリアムは2015年にリリースされている通りで、「The World Computer」を目指している仮想通貨で、リスクはイーサリアムより実用的なスマートコントラクト開発基盤を目指しています。

実用的なスマートコントラクトというのは、オンラインゲーム、もしくは著作権保護を必要とするデジタルコンテンツに対しても、スマートコントラクト技術を活用するという意味です。

イーサリアムの「The World Computer」とは、ブロックチェーンを通貨のためだけに利用するのではなく、「汎用の分散型コンピューティング基盤としても活用する」という意味に相当します。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)は市場規模が違う

イーサリアムの市場は、全世界的に広がっています。

イーサリアムが人気となっているのは、先行的優位もありますが、ERC規格で統一することによって、仮想通貨同士の互換性が簡単なためです。

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イーサリアムに実装されているスマートコントラクトが実用的だからです。
スマートコントラクトを活用すると、契約ごとでプログラムを自由に設定できるようになるため、契約に対して応用が利くのではないかと期待されています。

イーサリアムに対してリスクは、アメリカ市場で人気を集めている状況です。
イーサリアムを超すかも知れない仮想通貨として、先行してアメリカ市場で人気を得ることに成功しました。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)はコンセンサスアルゴリズムが違う

以下のとおり、イーサリアム、リスクでコンセンサスアルゴリズムには大きな違いがあります。

  • イーサリアム:PoW
  • リスク:DPoS

イーサリアムに採用されているコンセンサスアルゴリズムのPoWは、ビットコインなど、人気の仮想通貨によく用いられているコンセンサスアルゴリズムです。

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リスクに採用されているDPoSと比べて以下のような面で劣るとされているため、将来的にイーサリアムは、PoWからPoSにコンセンサスアルゴリズムを変更する予定となっています。

  • 取引速度
  • 公平性

DPoSアルゴリズムは、リスクの合意形成アルゴリズムとして採用されています。

DPoSの場合、仮想通貨の保有者によって選出された人が、通貨を鋳造する権限を持つようになりますが、リスクのDPoSは権限を持つ人が101人存在するということで、取引速度だけでなく、公平性も高いと言われているのです。

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イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)はDAppsの形成場所が違う

イーサリアム、リスクのDAppsの形成場所は以下のように違っています。

  • イーサリアム:メインチェーン
  • リスク:サイドチェーン

メインチェーンはブロックチェーンが1つしかありません。
逆にサイドチェーンとは、メインチェーンに接続してある別のブロックチェーンのことです。

サイドチェーンのメリットですが、大きく3つのメリットがあります。

  1. メインチェーンを補完する機能を構築できる
  2. サイドチェーン上で新しい仮想通貨を作成できる
  3. サイドチェーンのセキュリティ上で問題が起きた場合もメインチェーンを守れる

このようなメリットがあるため、リスクはイーサリアムより優れていると言われることが多いのです。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)はトランザクションの処理速度が違う

イーサリアムはメインチェーン、リスクはサイドチェーンが採用されているため、以下のとおり、リスクのほうがイーサリアムより処理速度は上です。

  • イーサリアム:約15秒/1件
  • リスク:約10秒/件

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)は開発するプログラミング言語が違う

イーサリアム、リスクの言語ですが、どちらも同じプログラミング言語で開発されているわけではありません。

  • イーサリアム:Solidity
  • リスク:JavaScript

Solidityは、イーサリアム独自のプログラミング言語です。
JavaScriptは、世界中で主に使用されているプログラミング言語のため、javaScriptはSolidityに比べて、柔軟に開発できるため人気が高いのです。

このような違いがあるため、イーサリアムよりリスクのほうが敷居が高くないと言われています。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)は減少期の有無がある

イーサリアム、リスクの大まかな違いを確認すると、減少期の有無を確認することができます。

  • イーサリアム:設定なし
  • リスク:設定あり

減少期とは、仮想通貨の新規発行枚数が減少することを意味します。
イーサリアムは減少期が設定されていませんが、リスクは、1年ごとに新規発行枚数が減少していく仕組みになっているのです。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)はどちらのプラットフォームの需要があるか?

話題性だけで考慮すると、イーサリアムよりリスクのほうが期待値が高い状況となっています。

しかしリスクには様々な思惑、そして疑惑が浮上しているため、期待値が高い割に需要が極端に高くなっている状況ではありません。
このような問題は、今ではニュース、著名人の発言を通じて、世界中で共有されることが増えてきました。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)をニュースをもとに比較する

現在、イーサリアム、リスクともに様々な疑惑が浮上しているため、イーサリアム、リスクのニュースを知っておくことがで将来性を予測できます。

イーサリアム(Ethereum/ETH)のニュース

イーサリアムに携わる開発者のSchoedon氏は、インフラに対する依存への危機感をツイッターで表し、インフラのサービスを分散化するか、分散化されているネットワークを構築しないと、イーサリアムのビジョンは失敗に終わってしまうと警鐘を鳴らしています。

イーサリアムの元々のビジョンはボーダーレス、非許可型で威圧の無い自由なブロックチェーンでしたが、Schoedon氏はそもそもDAppsのフルノードを中央集権化している第三者に委託しては、本当の意味で分散化されているとは言えないと指摘しています。

また、本来10月14日にリリース予定であったイーサリアムの大規模アップデート「コンスタンティノープル」の試験利用に遅れが出ています。
アップデートが遅れることは、運営への不信感にも繋がりますので、ネガティブな要素です。

リスク(Lisk/LISK)のニュース

2018年2月20日にLiskのリブランディングイベントがドイツベルリンで開催されました。

さらに、Liskアカデミーの開講も発表されています。

Liskアカデミーでは、ブロックチェーンの開発経験がない人向けにマニュアルや動画ガイドを体系的に整理することで、誰でも簡単にブロックチェーンにアクセスでき、よりユーザーにとって使いやすい環境を構築することをめざします。

Liskアカデミーは、ブロックチェーン初心者向けコースと、ブロックチェーンビジネスコースの2つのコースを用意しています。

ブロックチェーン初心者向けコースでは「ブロックチェーンとは」から始まり、その技術や価値、そして使用事例の四項目を学習します。

ブロックチェーンビジネスコースでは、ビジネスにおけるブロックチェーン技術の具体的な使用事例から始まり事業への応用や、仮想通貨とは、ICOとはの四項目を学習します。

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)の違いを表にまとめる

仮想通貨 コンセンサスアルゴリズム ブロック承認サイクル 減少期 発行上限
イーサリアム PoW 15秒 なし 設定なし
リスク DPoS 10秒 あり 設定なし

イーサリアム(Ethereum/ETH)とリスク(Lisk/LISK)の将来性はどちらが大きいか?

イーサリアム、リスクについては、詳細について知らない場合、どちらも同じような仮想通貨だと思ってしまうところが多いです。

しかし、実用性が高い、柔軟性があるのはリスクと言われているのも、現段階の開発状況、これから先の用途を学んでいると納得できますし、なによりリスクは開発しやすいために将来に対する期待値が高いのです。

ですが、イーサリアムは現時点でもアルトコインの中では、ナンバーワンの立ち位置にいるという事実があります。

そのため、今後仮想通貨の需要がどのように変わっていくかで、イーサリアム、リスクの需要も、また変わってくるのかもしれません。




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