仮想通貨が上昇するための材料とタイミングや特徴6選



仮想通貨は価値が上昇するための材料やタイミングに特徴があります。
その特徴を把握すれば仮想通貨を上手に売買して資産を増やしていくことが可能です。それでは、仮想通貨の価値が上昇する材料と特徴について確認していきましょう。

仮想通貨取引所への上場ニュース

仮想通貨の価値が上昇するタイミングの1つ目は仮想通貨取引所への上場ニュースです。
しかしなぜ、仮想通貨取引所に上場すると仮想通貨の価値が上昇するのでしょうか。
みなさんが持っている現金は日本国内で流通して「1万円」や「500円」といった価値が多くの人に共有されているので、資産としての価値があります。
仮想通貨も同じで多くの人がその価値を共有して使っていかないと価値を持たないのです。そのため開発者だけがもっていても流通せず、価値を上げることはできません。

しかし、仮想通貨取引所に上場することで、仮想通貨を売買したい人が集まり、取引を行うことで価値が上昇していきます。
仮想通貨取引所への上場ニュースは世界中にすぐに広まるため、投資を考えている人からの注目が集まり、一気に価値が上がる傾向があります。
それでは、実際に仮想通貨取引所への上場ニュースで価値が高騰した仮想通貨を見てみましょう。

上場ニュースによって価格上昇したTron(トロン)とチャート

Tronの創設者であるジャスティン・サン氏が、2018年4月5日にTwitter上で韓国の大手仮想通貨取引所であるBithumb(ビッサム)に上場することを発表した結果、価格が急激に暴騰しました。

上場のニュースの前は約3.1円だったTronはニュースの後、約5.1円まで価値が上昇しました。

上場ニュースによって価格上昇したLISK(リスク)とチャート

LISKは2018年1月31日に日本最大手仮想通貨取引所bitFlyerに上場されることが発表されました。

LISKはリリースされた当初は約10~20円の価値でしたが、上場が発表されてからは一時3600円程度にまで上昇し、その価値が暴騰したことがわかります。

上場ニュースによって価格上昇したダッシュコインとチャート

ダッシュコインは2017年11月9日に中国最大級の仮想通貨取引所Houbiに上場することが発表され、価格が高騰しました。そして続けて11月12日には香港で有名な仮想通貨取引所であるOKexでもダッシュコインが上場することが発表されました。

ダッシュコインは700~1000円程度でしたが、上場のニュースが発表されるとその価値は20000円~30000円に高騰し、それ以降も伸びを見せています。

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【価格上昇要因No1】上場投票で取引所への新規上場を事前に把握できる!?

2018.05.22

仮想通貨と企業や金融機関との連携によるニュース

また仮想通貨は企業や金融機関との連携についてのニュースが発表されると価値が高騰します。これは仮想通貨が企業や金融機関と連携すると仮想通貨の流通性や信頼性が高まるため起こります。
それでは、企業や金融機関との連携のニュースにより価値が高騰した仮想通貨について見てみましょう。

連携ニュースによって価格上昇したリップルとチャート

リップル(XRP)は数多くの企業や銀行と提携を行っています。

2017年11月16日アメリカン・エクスプレスと提携
24円程度だったリップルの価値が32円程度に高騰しました。
2017年12月12日日本と韓国間でのリップルを使った銀行取引を実験
400円台にまで高騰しました。
2018年3月6日住信SBIネット、スルガ、りそなの3銀行で送金アプリ「MoneyTap」開始を発表
複数の銀行が主体的に提供するサービスは日本で初めての試みです(参照元:https://coinchoice.net/)今後の日本でのリップルの活躍に期待が高まります。

連携ニュースによって価格上昇したIOTAとチャート

IOTAは11月28日に、マイクロソフト社やサムスン社などの大手テック企業と『データマーケットプレイス』開発の技術提携することを発表し、価格が急激に高騰しました。

ネット上のメディアが一気に取り上げたことでIOTAの価格は一時は6倍にまで上昇しました。

機関投資家の参入期待

現在の仮想通貨市場に流入している資金は個人投資家によるものが大半ですが、今後、信託銀行や保険会社といった機関投資家による莫大な資金が仮想通貨市場に加わり、大きな動きを見せることが期待されます。

CMEビットコイン先物上場時の値上がり

2017年12月17日夜よりCMEグループでも17日夜、ビットコイン先物の取引が始まった。CMEは信頼性の高い取引所であるため、同取引所に上場したビットコイン先物はより大きな注目を集めています。
ビットコインはCMEでの先物取引開始前に2万ドルに向かって上昇しました。

ビットコイン先物はCMEへの上場によって、金融界にさらに浸透したといえます。今後日本でも機関投資家が参入することで、仮想通貨の価値の上昇が起こる可能性は高いといえるでしょう。

インフルエンサーによる発信やコミュニティの強固さ

まだ未成熟な市場である仮想通貨はインフルエンサーからも大きな影響を受けます。
さらに、インフルエンサーだけでなく、特定の通貨を応援するコミニティの大きさや影響力も価格に大きな影響を与えます。

ホリエモンや落合陽一、イケハヤなど仮想通貨に精通するインフルエンサーの発信

仮想通貨についてのインフルエンサーとしてはホリエモンこと堀江貴文さんや落合陽一さんイケダハヤトさんが有名です。
彼らはブログなどSNSを使って仮想通貨の情報について積極的に発信をしています。彼らが「この仮想通貨は買うべき」と発信すると、多くの人が影響を受け、仮想通貨を買います。すると、その仮想通貨の価値が上昇するのです。

リップルのリップラーのように代表されるコミュニティの強固さまとめ

リップラーとは、Ripple(リップル)社の仮想通貨XRPをこよなく愛する人たちの総称です。

例えば「秒速で億を稼ぐ男」として一世を風靡した与沢翼さんがリップラーとして有名です。また人気モデルの佐藤エリさんもリップラーとして有名です。
二人ともリップルについてTwitterで積極的に発信を行い、多くのフォロワーに支持されています。

また、日本発祥の仮想通貨モナコインは匿名掲示板2chで生まれたキャラクター(モナー)をモチーフとしていることから多くの人に愛され、強固なコミュニティを築いています。

このように仮想通貨が多くの人に愛され、強固なコミュニティが築かれていると、大きな出来事が起こった際も値崩れしにくく、また仮想通貨にとって良いニュースが発表された時に一気に拡散されることで仮想通貨の価値が急騰することがあります。

burn(バーン)による相対的価値の上昇

burnとは「燃やす」という意味の言葉です。仮想通貨を「燃やす」ように消滅させることを指します。仮想通貨の総発行枚数を減らすことで1枚の価値が相対的に上昇します。
burnに関する詳細記事はこちらを参考にしてください。

仮想通貨のバーンとは!?価格への影響と情報入手方法

2018.06.28

バーンで価格上昇したノアコイン(Noah Coin)とチャート

ノアコインは2018年3月17日に2,160億枚の57.6%にあたる 1,244億1,600万枚を消滅させるburnを行いました。

この結果ノアコインの価値は最高で約3倍にまで上昇しました。
burnが発表されると一気に価値が高騰するので、burnのニュースはいつでもキャッチできるうにしておくことが必要です。

個人の仮想通貨市場参入期待

仮想通貨市場には個人がまだまだ参入する余地が残されています。まだ仮想通貨に興味がない個人に仮想通貨の価値を伝えるためにテレビCMやニュースなどが用いられています。

テレビCMによる個人の新規参入

コインチェックでは出川哲朗さんがテレビCMに出演し、一人二役を演じながら、ビットコインという言葉を世間に広めました。
また、ビットフライヤーでは鳴海璃子さんがテレビCMに出演しました。
テレビCMが開始されると個人の新規参入が増え、仮想通貨の価値は上昇する傾向があります。

ニュースやバラエティでの取り上げによる個人の新規参入

また、テレビCMだけでなく、ニュースやバラエティでも仮想通貨が話題になると仮想通貨の価値の上昇につながることがわかっています。
ジャーナリストの池上彰氏がニュース番組で仮想通貨について説明することでその認知度が高まったり、フジテレビ系バラエティ番組「全力!タイムズ」で大々的に取り上げられることで、それまで仮想通貨に興味のなかった層にも仮想通貨について面白く知ることができました。

このようにまだ仮想通貨について知らない個人が仮想通貨市場に参入することで仮想通貨の流通性や信頼性が上がり、価値が上昇します。
各種メディアで素早く情報を得ることで仮想通貨の価値が上昇するタイミングを素早くつかめるようにしましょう。

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