ZECがジェミニに上場
ウィンクルボス兄弟が運営する仮想通貨取引所「Gemini」が匿名性の高い仮想通貨「Zcash」が上場することが決まっています。
5月22日アメリカ東部標準時間で午前9:30よりZcashの取引を開始します。
これは日本時間では22日の23:30分となります。
ウィンクルボス兄弟についての詳細記事はこちら
ジェミニはアメリカ、プエルトリコ、カナダ、香港、シンガポール、韓国、イギリスで認可を受けている取引所です。
「CryptoCoinCharts」のデータによると、ジェミニは世界で13番目に大きい仮想通貨取引所で、市場シェアは1.65%に上る取引所となっています。
またGeminiはアメリカの証券取引所ナスダックとパートナーシップを結ぶことを発表しています。
Zcashの特徴とは
Zcashの特徴は高い匿名性にあります。
Zcashはゼロ知識証明という仕組みを利用しており、
ゼロ知識証明により送信者・受信者だけでなく、取引金額などまで完全非公開で仮想通貨取引きを行うことが可能になっています。
匿名通貨としてはほあのものではZcashのほかにもDash、Moneroなどが存在しています。
これらの通貨は完全非公開の取引をすることができるので、プライバシーを守ることができるといった声がある一方で、反対する意見も少なくありません。
理由としては完全非公開で取引をすることができるので、マネーロンダリングに使用されたりすると批判する人もいるのが現状です。
Zcashはこの問題を最終的には通貨自体の問題ではなく、使う側の問題としています。
期待されること
上場による価格の上昇は期待できるものであると考えています。
実際に最近起きた二つの事例を見ていきましょう。
またどのような時に価格が上昇するのかについてはこちらの記事を参考にしてください。
- XRP/USDのBinance取引可能となった事例
- AugurのBinance上場の事例
5月11日Augur上場
このAugurの上場により、
4790円程度から7940円程度までの上昇を見せました。
約65%程度の上昇を見せました。
XRP/USDのBinance取引
5月4日ゴールデンウィークの後半にてXPRが93円代から100円代まで上昇しました。
なぜ上場により価格が上昇するのかは
「上場による流通量の増加」が考えられます。
Geminiは取引量は全取引所の中の1.65%ほどですが、
それでも仮想通貨市場に対しては大きな影響力をもっています。
まとめ
上場により通貨の価格が上昇することは事例からみても想定しておいてよいことです。
またこのようなイベントを通して、
通貨自体を知ることや取引所を知ることで仮想通貨への理解を深めていきましょう。
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