トロン(TRON/TRX)の機能性と実用性、話題性から今後の将来性を読んでみる



トロン(TRX)はプラットフォーム、インフラに近い仮想通貨として知られています。

イーサリアム(Ethereum/ETH)のようにブロックチェーン技術を活かすことで、独自のネットワーク、システムを作ることができるという特徴があります。

そのためトロン(TRX)は、ビットコインだけでなく、イーサリアムと比較されることがよくあるのです。

仮想通貨においてトロン(TRON/TRX)とは?

仮想通貨におけるトロン(TRX)の目的・概念ですが、以下のようなものが存在します。

  1. 全てのデジタルコンテンツを世界ベースで共有するだけでなく、保護可能にする
  2. 広告モデルによるマネタイズからの脱却
  3. コンテンツ自体が評価される経済圏の構築

トロン(TRON/TRX)に関する著名人の発言とは

イーサリアム開発者ヴィタリック・ブテリン氏による批判

あらゆるシステムを備えているとされるトロン(TRX)に対して、ヴィタリック・ブテリン氏は以下の皮肉をおくっています。

「Ctrl + C + Ctrl + Vを押すのは、キーボードで新しい内容を入力するよりはるかに効率的です」

このような皮肉は、トロン(TRX)のホワイトペーパーがオリジナリティが無いという評価から起きています。

イーサリアムを生んだ天才創設者ヴィタリック・ブテリン氏は何者なのか?

2018.10.13

トロン(TRON/TRX)に関する有名なニュースとは?

トロン(TRX)がBitTorrentを買収

BitTorrentがもつ分散型のP2Pのファイル共有テクノロジーは、トロン(TRX)が描く分散型インターネットの実現で必要なため、トロン(TRX)は、BitTorrentの買収に意欲的なのです。

トロン(TRX)が暴騰

トロンの創設者ジャスティン・サン氏が、Twitter上で、韓国の大手仮想通貨取引所であるBithumb(ビッサム)に上場のアナウンスがあり、その影響で価格が暴騰しました。

トロン(TRON/TRX)の課題とは?

トロン(TRX)の課題には以下の2つがあります。

  1. 中国の仮想通貨規制の影響
  2. プラットフォーム完成までの信頼の確保

中国の仮想通貨トロン(TRX)は、中国による仮想通貨の規制、中国情勢の影響を受けて、価格に変動が起こることが問題視されているため、この問題をどのように解決するかが課題です。

トロン(TRX)は、プラットフォーム完成までに時間を要するため、現在得ている信頼を保つことも、引き続き重要な課題となるでしょう。

トロン(TRON/TRX)の歴史を読み解く

トロン(TRX)には以下のような歴史があります。

  1. トロン(TRX)の開発は2017年夏からスタート
  2. 開発プロジェクトは2018年12月まで続く予定
  3. 開発の第2段階は2019年1月から2020年6月までとされている

長い年月をかけて開発が進む仕組みになっているのが、トロン(TRX)の大きな特徴です。
そのため、本当に将来性があるのかを疑われることも良くあるのです。

トロン(TRON/TRX)のロードマップを読み解く

トロン(TRX)のロードマップは以下のとおりです。
他の仮想通貨との大きな違いは、トロン(TRX)は10年構想によって身近なものさえも、ブロックチェーン技術の恩恵を受けられるようになるところでしょう。

アップデート 時期 内容
Exudos 2017年8月~2018年12月 データライブレイション(データの自由化)
Odyssey 2019年1月〜2020年6月 ブロックチェーン技術で競争力のある経済メカニズムを作る
Great Voyage 2020年7月〜2021年7月 個人のためのICOでファンファイナンスの転換を目指す
Apollo 2021年8月〜2023年5月 個人専用の分散型トークンの自由取引を開始
Star Trek 2023年4月〜2025年9月 トロン(TRX)で非中央集権型のオンラインゲームプラットフォームの構築を可能にする
Eternity 2025年9月〜2027年9月 トロン(TRX)によるオンラインゲームプラットフォームの構築

トロン(TRON/TRX)と中国の超巨大マイニング企業Bitmain社との関係とは

Bitmain社(ビットマイン社)の社長ジハンウー氏は、以下のような形でトロン(TRX)に関係しています。

  • トロン(TRX)のアドバイザー
  • トロン(TRX)の運営者の1人

トロン(TRX)のICOに対してもジハンウーは出資していました。
仮想通貨の業界において有名なジハンウーが投資したということもあり、その後、開始30秒でトロン(TRX)が売り切れるなどの影響を与えています。

トロン(TRON/TRX)がメインネットに移行する

時価総額10位のトロン(TRX)は、独自ネットワークであるメインネットのOdyssey 2.0に移行となりました。

元々はイーサリアムネットワークに属していたのですが、現在はトロン(TRX)の開発プロジェクトを推進するため、独自ネットワークへ移行となったのです。

トロン(TRON/TRX)とバイドゥとの関係とは

トロン(TRX)は、大手インターネットサービス企業のバイドゥと協力することになりました。
バイドゥは中国版Googleと呼ばれる中国最大手の検索サービスです。

バイドゥとの関係を築き上げることによって、ブロックチェーンソリューションを提供していくための、大手クラウドサービスプロバイダーと連携していくことも可能になったのです。

また、バイドゥとの関係によって、ブロックチェーン技術、TRXの実用も可能になると予想されます。

トロン(TRON/TRX)の機能性や利便性について解説する

トロン(TRX)は、音楽やイラストなどのクリエイター、ユーザーを直接結ぶために開発された仮想通貨です。

そのためトロン(TRX)の機能性は、以下のようなクリエイターを保護するような機能に特化されています。

  • クリエイターの著作権を保護する
  • 情報はブロックチェーン上に記録される
  • クリエイターはコンテンツに対して正当な評価、報酬を得られる

トロン(TRON/TRX)のコンセンサスアルゴリズムとは

トロン(TRX)は、最終的にPoS(Proof of Stake)と呼ばれる、コンセンサスアルゴリズムの実装を目指している仮想通貨です。

PoSとは、複数の種類が存在するコンセンサスアルゴリズムの一種です。
特徴的なのは、PoSであれば資産の保有売率、または保有の年数に応じて、ブロックの生成確率が高くなるところでしょう。

POW、POS、POIコンセンサスアルゴリズムまとめ

2018.07.10

トロン(TRON/TRX)の送金スピードとは

トロン(TRX)の送金スピードは以下のとおりなのですが、高速と言われているトロン(TRX)の送金スピードをわかりやすくするため、他の仮想通貨、決済サービスと比較してあります。

  • トロン(TRX):約1500件/秒
  • ビットコイン:約5件/秒
  • イーサリアム:約20件/秒
  • VISA:約1670件/秒

仮想通貨は送金スピードが遅いと言われていますが、トロン(TRX)は、世界最速と言われているVISAブランドに迫る送金スピードを誇るのです。

トロン(TRON/TRX)プラットフォームの特徴とは

トロン(TRX)はUTXO(Unspent Transaction Output)ベースという形で、複雑な処理にも対応しているプラットフォームを構築しています。

二種類のブロックチェーン残高管理システムUTXOとアカウントベース

2018.08.17

UTXOとは、そのまま直訳すると「未使用のトランザクションアウトプット」となります。
つまりトロン(TRX)を利用すると、全取引の履歴を参照することが可能となり、未使用分は残高として計上する方式なのです。

UTXO方式は、アカウント方式に比べて安全な取引が可能なため、トロン(TRX)はまったく新しい仮想通貨として期待されています。
補足となりますがイーサリアムは、アカウントに紐づいた残高を直接参照するアカウント方式が採用されています。

トロン(TRON/TRX)と王道コインを比較する

仮想通貨 市場価格 トランザクション アルゴリズム
ビットコイン 715,647.47円 約3件/秒 PoW
イーサリアム 22,602円 約30件/秒 PoS
トロン(TRX) 173,073,581,038円 約1500件/秒 Pos

王道コインのビットコイン、イーサリアムと比較すると、トロン(TRX)はトランザクション処理が優れているだけでなく、コンセンサスアルゴリズムについてもPosが採用されているため、安心して取引に参加することができます。

トロン(TRON/TRX)の実用性を解説する

トロン(TRX)の実用性ですが、実は現在のところは開発段階というだけで、将来的に以下の要素で役立つ仮想通貨として、トロン(TRX)の開発が進んでいます。

  • インターネットが普及した際のデジタルコンテンツ保護で利用される
  • 芸術、音楽を配信する際に個人間でお金のやり取りを安全に行える
  • 生み出された作品の著作権保護の目的で使用される

トロン(TRX)は個人間でも利用できるため、YouTubeやSNSなどで投稿できる動画に対しても、著作権保護、適切な評価、報酬を得られるようになるとされています。

トロン(TRON/TRX)の最新ニュースを紹介する

人気の仮想通貨並みに有名なトロン(TRX)ですが、ビットコイン、イーサリアムとは違い、ポジティブなニュースばかりではなく、ネガティブなニュースも多いという特徴があります。

トロン(TRON/TRX)のポジティブなニュースを紹介する

トロン(TRX)の価格が数倍以上に高騰

トロン(TRX)創業者が大手上場企業パートナーシップを予告した直後、トロン(TRX)の価格が94%高騰しました。

ゲーム内アイテムをブロックチェーンで取引可能に

トロン(TRX)、BitGuild(ブロックチェーン基盤ゲームプラットフォーム)によって、デジタル資産のゲームアイテム所有権を、ブロックチェーン上に記録することが可能になりました。

トロン(TRON/TRX)のネガティブなニュースを紹介する

ホワイトペーパー盗作疑惑

トロン(TRX)のホワイトペーパーは、Protocol Labsのホワイトペーパーを少なくとも二つ盗作したという疑惑が存在します。
しかし、トロン(TRX)社長Justin Sun氏はツイートで、盗作について認めていない状況となっています。

トロン(TRON/TRX)の将来性を考察する

トロン(TRX)の将来性についてですが、以下のようなポジティブ、ネガティブな将来性が入り混じっている状況となっています。

  • すべてはホワイトペーパー上のことなので詐欺疑惑も存在する
  • 市場で流通しているトロンの数が安定する

トロン(TRX)は、発行枚数が1000億枚ととても多い仮想通貨でした。
このようなネガティブな将来性についても、今では、トロン(TRX)開発陣が発行済トロン(TRX)の一部を、ロックアップやバーンしている状態で、市場への流通量も下がってきました。

トロン(TRON/TRX)を購入するのにオススメの取引所は?

トロン(TRX)は、日本の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。
そのためトロン(TRX)を購入する際は、以下のような手順で購入しないといけないのです。

  1. 国内取引所でBTC、ETHを購入
  2. 海外取引所に上記を送金
  3. 海外取引所でトロン(TRX)を購入

また、トロン(TRX)の購入でオススメされることが多い海外取引所は以下のとおりです。

  • Binance
  • Bitrrex
  • CoinEX

トロン(TRON/TRX)のまとめ

トロン(TRX)は、他の仮想通貨とは大きく違い、ロードマップの完結に10年ほどの月日がかかるという特徴があります。

しかし、今後期待できる仮想通貨とも言われているため、開発プロジェクトがホワイトペーパー上のものであっても評価は悪くありません。
また、すでにトロン(TRX)と同じエンターテイメント系に着目した仮想通貨である、ADA(Cardano)の評価、価格が上がっています。

どちらも時価総額ランキングでは上位となっておりますが、今のところ、海外取引所のみでトロン(TRX)を取り扱っているだけなので、日本の取引所では、トロン(TRX)の取引が行われる予定がありません。




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