インターネットを利用したサービスを中心に展開しているサルベイション合同会社が「LINE」にて、ブロックチェーン技術を活用したAI(人工知能)「ビッツ」による仮想通貨の価格予測サービスの配信を開始しました。
AI「ビッツ」は、スウェーデンと日本に拠点を置く投資研究所である銀河ラボ(GINGA LABORATORY)が2017年から研究開発を行っていました。
2017年12月より一部の関係者によるモニター運用を開始し、その後半年間の検証期間を実施。
2018年6月から日本で一般公開開始となりました。
目次
仮想通貨専用AI「ビッツ」のサービス詳細とは
AI「ビッツ」のサービス詳細をプレスリリースから引用して説明します。
人工知能による資産運用
株式やFX人工知能による資産運用というジャンルはでも古くから研究されてきました。
拡大解釈をすれば、指値による注文もプログラミングされた資産運用手段の一つと言えます。
ビッツは、銀河ラボがもともと研究開発を進めていた株価予想のプログラミング技術とブロックチェーンの技術を融合して生まれた、仮想通貨専用の価格予想AIです。
身近なLINEを介して適切な形で情報発信
日本人にとって身近な情報伝達手段であるLINEを介することで、より幅広い層に利用してもらいたいという意向があります。
一般的に人工知能の解析レポートは、情報に精通していない人が一見した場合に、直感的に理解ができるものではありません。
今回のサービスでは、AIの出力を専門家が分析して、都度情報を自然文に変換して配信する形式を採用しています。
日本国内でのプレローンチ
今回のサービス提供は、2018年12月に予定している正式リリース時のグローバル展開に向けてのプレローンチという位置づけになります。
日本国内限定での受け付けで、日本に居住する日本人のみが対象となっております。
どこまでAIが仮想通貨市場を正確に予測できるのか
以前、仮想通貨の上昇を予想するためのAIを搭載した「WebBot」についてその使い方や押さえておきたいポイント、注意点などについてまとめました。
WebBotは2018年5月にビットコインの価格が急激に高騰すると予測していました。
WebBot(ウェブボット)4月以降の価格予測
・ビットコイン5月から最高値更新
・ビットコイン年末10万ドル到達
・中国の規制が強まる
・5月にリップル暴騰
・5月下旬からビットコインキャッシュが超暴騰
・夏頃に革命、世界中がビットコインに注目
・DASHは8~10月頃政府が絡み急騰する。— ぽんず (@ohkami_t) April 3, 2018
実際にはビットコインを含む仮想通貨市場全体が5月にはマイナスの相場になりました。
AIだけで仮想通貨市場を判断するのは、現段階では難しいといえます。
また「ビッツ」の情報が少ないことも懸念点の1つです。
もしビッツを利用したいと考える方は、一度しっかりと自分で調べてからご検討してください。
今回発表された仮想通貨専門AI「ビッツ」がどれほどの精度をもって、仮想通貨市場を推測できるのかが楽しみですね。
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