【素人でもわかる】秘密鍵と公開鍵の違いを図解で世界一わかりやすく解説



仮想通貨は、世界的に注目を集めているブロックチェーン技術を基盤にしています。
仮想通貨の登場は金融革命とも呼ばれており、将来の通貨価値が大きく変わるのではないかとも言われています。

そんな仮想通貨を本質的に理解する上で、専門用語を理解することは大切です。
仮想通貨は「実体のないインターネット上の通貨」のため、難しく聞きなれない専門用語が多く存在するのです。

今回説明する「秘密鍵」や「公開鍵」もその1つです。

「秘密鍵」と「公開鍵」は仮想通貨のハッキングと深く関わってきます。

ハッキングについての詳しい解説は、こちらのハッキングまとめ記事を参考にしてください。

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2018.06.11

本記事では、セキュリティに深く関わる「秘密鍵」と「公開鍵」について、世界一わかりやすく解説します。

公開鍵暗号方式をまずは理解する

仮想通貨の取引では、公開鍵暗号方式が使われています。
仮想通貨を安全に取引するには、暗号化という技術を用いて、第三者が見ても情報がわからないようにする必要があります。

その際に「暗号化を行う鍵」と「暗号化から情報を復元する鍵」の2つを用いる方式が、公開鍵暗号方式なのです。

公開鍵暗号方式では、「公開鍵」と「秘密鍵」というペアとなる鍵を発行します。

仮想通貨の受信者は「公開鍵」を送信者に配布し、仮想通貨の暗号化を行ってもらいます。
その公開鍵によって暗号化されて送られた仮想通貨を、受信者は「秘密鍵」を用いて暗号化を解除します。

このように鍵を分けることで、鍵を盗まれる必要は無く、安心して取引を行うことができるのです。

公開鍵は誰に知られても構いません。言うなれば銀行口座のようなものです。
しかし、その口座に入る為のパスワードは誰にも教えてはいけませんよね。こちらが秘密鍵だと考えてください。

公開鍵は秘密鍵から生成されます。

ここで重要なのが、その逆を行うことは不可能という点です。

公開鍵から秘密鍵を作ることが不可能なので、自分だけが秘密鍵の情報を知っている状態になるのです。

公開鍵とは何か

公開鍵は先ほども述べたように、銀行口座でいう口座番号のようなものだと考えてください。

仮想通貨を送金したいと考えるユーザーに対して、受信者は「秘密鍵で解読できるような公開鍵」を生み出して送信者に伝えます。

銀行口座の口座番号は誰に伝えても問題ないですから、不特定多数の人に見られても問題ありません。
送信者はこの公開鍵を利用して、仮想通貨を暗号化して送信します。

公開鍵は一般公開されますので、誰が誰に送金したのかが外部からわかるようになっています。
これが公開鍵の仕組みです。

公開鍵とは
  • 仮想通貨を暗号化するための鍵で、第三者が見ることができる
  • 銀行口座の口座番号のようなものである
  • 他の人が見ることができる

秘密鍵とは何か

公開鍵によって送信された仮想通貨は、秘密鍵を用いて受け取ります。
銀行口座に入ったお金をパスワードを用いて出金するのと同じです。

仮想通貨は公開鍵で暗号化されているので、秘密鍵で暗号を解読します。

公開鍵から秘密鍵を作ることは不可能なため、自分だけが秘密鍵の情報を知っている状態になるのです。

このようにして、仮想通貨を安全に手に入れることができるのです。

「秘密鍵なんて知らない」という方も多いと思われますが、取引所に通貨を預けている方の秘密鍵は、取引所の管理者が管理していますので、個人で知る必要はありません。個人的にウォレットを用意して通貨を保管するのであれば、秘密鍵が必要になります。
秘密鍵とは
  • 暗号化された仮想通貨の暗号を解くための鍵
  • 銀行口座のパスワードのようなものである
  • 他の人に見られてはいけず、徹底管理が必要である

公開鍵暗号方式のメリットとは

公開鍵暗号方式は、「セキュリティ面で非常に強い」という点が最大のメリットです。

例えば、あなたが鍵付きの貯金箱を持っていたとします。
そこに誰かがお金を入れたいと思ったときに、あなたはその人に鍵を渡さないといけませんよね。
もしその鍵を渡す際に、泥棒やひったくりの被害にあってしまうと大変危険です。

「お金を入れる用の鍵」を「お金を出す用の鍵」を分けておくと、お金を入れたい人に渡す「お金を入れる用の鍵」を盗られたとしても被害は0です。

このように、鍵の受け渡しのリスクを最大限に低くした方法が公開鍵暗号方式なのです。

公開鍵暗号方式の注意点とは

公開鍵を渡す際に仮想通貨を盗られることはありませんが、自分で管理している秘密鍵は厳重に管理しておかなければなりません。

秘密鍵を盗られてしまうことは、銀行の暗証番号を知られてしまうのと同じですので、全ての仮想通貨を盗られてしまいます。

基本的に秘密鍵は取引所で厳重に保管されていますが、「自分で管理しないと不安だ」という方は自分でウォレットを用意する必要があります。

秘密鍵は徹底管理が必要です。
世間を賑わせたコインチェックのNEM580億円盗難事件は、この秘密鍵が何者かに知られてしまったせいで起きました。

今更聞けない「NEM流出事件の真相」とは。なぜNEM流出事件は起きたのか?

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取引所も様々な対策をとって秘密鍵を保管しているのですが、ハッキング事件は後を絶えませんので、今後も注意が必要です。

公開鍵・秘密鍵のまとめ

仮想通貨を取引するにあたって、「公開鍵・秘密鍵」がいかに重要かわかっていただけたでしょうか。
公開鍵・秘密鍵のおかげで、誰もが簡単に、安心して仮想通貨を取引できているのです。

仮想通貨の取引方法を漠然としか理解していなかった方も、公開鍵と秘密鍵を知ったことである程度のイメージは掴めたかと思います。

盗難やハッキングに直接関わる重要な要素ですので、公開鍵暗号方式について覚えておきましょう。

公開鍵・秘密鍵を理解することは仮想通貨全体を理解する上でとても大事ですので、今回得た知識を意識しながら、仮想通貨を利用してみてください。




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