大きく値動きする投機対象として、2017年に大きな注目を浴びた仮想通貨。
この仮想通貨を扱うには、仮想通貨取引所といわれる仮想通貨の銀行のようなものに登録しなければなりません。
仮想通貨取引所は国内にあるだけでも数種類あり、どれも特徴がしっかりあります。
ここではGMOコインについてみていきましょう。
目次
使いやすさ
まずは使いやすさについてユーザーの視点を基準に見ていきます。どれだけ素晴らしい特徴を持っていても使いにくければ、長い間使っていくことは難しいですよね。
どんな機能がついていてつかいやすいの?
GMOコインの特徴としてよく言われているのはサーバーが安定していることとスマホアプリが非常に使いやすいことでしょう。
仮想通貨市場はプレイヤーが非常に多くなっており、しかも極端な値動きをすることを知られているため、1日に数回取引を行うような短期間の取引を繰り返すプレイヤーが多いことで知られています。
インターネットサービスにおいて、利用者の数とサーバーの安定性には極めて大きな関係があります。
サーバーが安定しないというのは、いうならば、アクセスが出来ないということ。
自分が利用したいと思っている時に利用できないのはストレスがたまりますよね。
特に仮想通貨は値動きが激しいので、30分1時間と時間がたつにつれて5%以上の値動きをするといったことも十分にあり得ます。
このときにサービスにアクセスできないということであれば、売り時買い時を逃すことに繋がるのです。
そのため、仮想通貨取引所のサーバーが安定しているかどうかは、数ある取引所から選択する上では非常に重要な項目となります。
インターネットの口コミなどでも明らかですが、他の仮想通貨取引所、例えばbitFlyerやZaifでは、アクセスが集中して繋がりにくい状態になったり動作が遅くなったりするような市場環境でも、GMOコインはスムーズに稼働しているのです。
GMOコインの運営会社は、FX取引所を運営していたため、こうしたインターネット周りの技術は強いのでしょう。
また、開設当初の資本金額も大きく、設備投資にお金を賭けれたことも一因と考えられます。
また、スマホアプリが非常に見やすく簡単に操作できることも注目です。
先述したようにGMOコインの運営会社はFX取引所を運営していたこともあるため、チャートなども見やすく、スマホから取引できるのは非常に楽でしょう。
使いやすさの口コミ
GMOコインの使いやすさについては、先述した通りスマホアプリに注目が集まります。
名前をビットレ君といいますが、「ビットレ君が使いやすい」「ビットレ君、ハイスペック!」「ビットレ君で余裕でデイトレ出来る」といった声がTwitterなどでもよく見られています。
ビットレ君は無料アプリなので、気になる人は一度触ってみてはいかがでしょうか。
取り扱い通貨
GMOコインが取り扱っている通貨は、5種類です。
- ビットコイン
- ビットコインキャッシュ
- イーサリアム
- ライトコイン
- リップル
また、仮想通貨FXではビットコインのみが取り扱い通貨になっています。
GMOコインは仮想通貨を使ったFXも行っている取引所です。
レバレッジについて
FXと聞くとレバレッジが気になる人も多いのではないでしょうか。
GMOコインのレバレッジは最大で5倍まで。
2018年1月31日までは25倍という高レートがあったのですが、仮想通貨のあまりの値動きの激しさのため、レートを下げる形でサービスを提供しています。
高リスク高リターンのレバレッジの倍率を下げるということは魅力半減といいたいところですが、ユーザー保護のために倍率を制限するというのは、ユーザーフレンドリーな会社ともいえるのではないでしょうか。
他の取引所と比べてどうなの?
他の取引所と比べてもGMOコインのレバレッジは低めに設定されているといえるでしょう。
日本の主要な仮想通貨取引所におけるレバレッジの最大値は5~25倍。以下の表を確認してください。
日本の主要な仮想通貨取引所 | 最大レバレッジ倍率 |
---|---|
BitPoint | 25倍 |
みんなのBitcoin | 25倍 |
QUOINEX | 25倍 |
ビットバンクトレード | 20倍 |
bitFlyer | 15倍 |
Zaif | 7.77倍 |
GMOコイン | 5倍 |
GMOコインの最大レバレッジ5倍という数字は日本国内の取引所では最低クラスです。
手数料
手数料は無料!と謳っていますが、スプレッドが発生する関係で、割高になっているといえるでしょう。
スプレッドとは、買値と売値の差額のことを指します。
例えば、1Bitcoinあたり買値100万円、売値95万円という設定だとすると、実質5万円、5%の手数料が発生しているのと同じといえるでしょう。
他と比較
GMOコインと同等のやり取りができる取引所はbitFlyerとDMM Bitcoinの2つ。
これらの手数料の取り方はGMOコインと変わらず、手数料は無料ですがスプレッドが広い傾向にあります。
スプレッドは時価で増えたり減ったりするため、具体的な数字として比較できないためどれが一番安いといい難いのが残念です。
GMOコインが安心の理由
GMOコインのセキュリティ対策についてみていきましょう。
GMOコインでは、顧客資産と当社資産がすべて分離されており、セキュリティ対策は別枠でされています。
仮想通貨の保管方法はオフライン保管であるコールドウォレット管理と2段階承認システムを前提としたマルチシグ対応。
コールドウォレットとは
マルチシグとは
2018年1月26日に起きたコインチェック事件では、ホットウォレット管理でマルチシグ非対応だったことを考えると、積極的にセキュリティ対策を行っているといえるのではないでしょうか。
また、サイバー攻撃対策として、2段階承認システムを徹底しており、不正なアクセスや不可解なログイン記録などがあった場合は、いちいち顧客に必ずメールなどを使って確認するという徹底ぶりです。
他にも外部セキュリティ専門会社と定期的な会合を開くなど、独自のセキュリティ対策をおこなっている利用者の安全を第一に考えているな会社といえるでしょう。
他と比較
2018年1月26日のコインチェックの事件以降、全ての取引所がセキュリティ対策については力を入れたり、情報を公開したりするようになってきました。
仮想通貨のプレイヤーとしては、良い環境が整いつつあるといえるでしょう。
しかし、コインチェックもプレスリリースでは、コールドウォレットに対応していたり、マルチシグ対応を推進しているといった情報を公開していました。
何を信じていいかわからなくなりますね。注目点としては、組織図や対応技術についての説明がある取引所は信頼してもいいと思います。
特に対応技術については導入していなければ答えられない部分なので、ぜひご自身で納得するまで調べてみてはいかがでしょうか。
登録方法と手順
登録までは5つのステップを踏むことで出来上がるようになっています。
メールアドレスを入力後、「私はロボットではありません」と出てくるのでそこにチェックを入れ、無料口座開設をクリック。
すると、GMOコインからメールが届きます。
この時点では、まだ取引はできません。
ビットコインの送付と預け入れが出来るだけです。
先ほど設定したパスワードを使ってGMOコインのサイトにログインすると、口座開設の青いボタンが出てくるのでそこをクリックします。
すると、住所などの個人情報を登録する欄が出てきますのでご入力に注意しながら記入しましょう。
パソコン上で確認する場合は、本人確認書類をウェブ上にアップロードすることで完了します。⑤ 口座開設コードと2段階認証本人確認が終わってから、後日、佐川急便より「口座開設のお知らせ」が届きます。
この内容物の中に口座開設コードが記載されたものがあるので、これを使って進めることになります。
GMOコインのサイトのログイン後、口座開設コードを入力。
そのあとで2段階認証システムの設定を行えば、GMOコインで仮想通貨の取引が出来るようになります。
まとめ
GMOコインを見てきました。レバレッジは下がりましたが、とにかく利用者の安全を第一に考えているような仕組みが感じられる取引所です。
また、GMOコインのスマホアプリ「ビットレ君」の人気が非常に高く、スマホで気軽に取引したいと考えている人にはうってつけではないでしょうか。
ぜひ、GMOコインを使って取引を進め、仮想通貨トレードを楽しんでみましょう。
GMOコインの特徴早見表 | |
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特徴 | チャートやアプリが見やすく、スマホでトレードを考えている人におすすめ! |
レバレッジ | 最大5倍 |
手数料 | 無料(ただし、スプレッドは広め) |
セキュリティ |
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