プロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」は28日、ギフティと連携し電子地域通貨「BAYSTARS coin(仮)」の発行を行うと発表しました。
横浜スタジアムや横浜エリアの約700の加盟店で「BAYSTARS coin(仮)」を用いた決済が可能となるサービスを検討していきます。
観戦客の利便性向上に繋げるとともに、加盟店への送客をし、横浜の地域経済の活性化を目指していきます。
BAYSTARS coinの仕組みは?
検討されているBAYSTARS coin(仮)は、ギフティの「Welcome!STAMP」をベースにする予定です。
「Welcome!STAMP」とは、紙やカードで発行していたポイントカードやクーポンを電子化して流通させる地域通貨サービスです。
横浜スタジアムや加盟店での買い物に使えるようにし、利用者は決済時にスマートフォンにBAYSTARS coin(仮)を表示し、電子スタンプを押してもらうことで決済が完了します。
横浜DeNAベイスターズが保有するデータやネットワークを活用して開発するとされており、観戦客・横浜エリアの住民の利用を見込んでいます。
また、横浜DeNAベイスターズの広報によると、暗号通貨の導入は現時点では検討していませんが、「必要であれば導入の検討をする」と回答しています。
横浜 DeNA ベイスターズの岡村信悟社長
「横浜の街での買い物に電子通貨を利用できるようにし、地域経済活性化につながる事業になるよう検討を重ねていく」
ギフティの太田陸代表取締役
「今回取り組むプログラムは球団・地域・ファンをつなぐ、新たなサービス。『Welcome ! STAMP』を活用した全国のモデルケースになることを目指しつつ、1ユーザーとしても利用していきたい」
まとめ
積極的に地域づくりに乗り出している横浜DeNAベイスターズ。
地域経済の活性化のために、電子通貨が一つの手段になる良き事例になりそうです。
仮想通貨(暗号通貨)の導入にも含みを持たせており、今後の展開に期待しましょう。
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