ツイッターで話題になっている「ビットフライヤーの業務停止疑惑」。
ビットフライヤーの公式アカウントが、業務停止疑惑を否定したため、この疑惑はデマである可能性が高くなりました。
一部 SNS において、「当社が明日業務停止命令を受ける」「資金が動かせなくなる」との話題が出回っておりますがそのような事実は確認しておりません。
事実と異なる不明確な情報にご注意ください。— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) June 11, 2018
仮想通貨界のツイッターでは、ポジショントークも多いため、デマ情報であふれています。
この記事ではビットフライヤーの業務停止疑惑を詳しく解説し、最後にはデマ情報に惑わされないようになるためのポイントをご紹介します。
- いつ、どこからビットフライヤーの業務停止疑惑が始まったか
- ビットフライヤーの業務停止疑惑が生じた理由は何か
- デマ情報に惑わされないための3つのポイント
目次
いつ・どこからビットフライヤー(bitFlyer)の業務停止疑惑は生まれたか?
いつ、どこからビットフライヤーの業務停止疑惑が生まれたのか、時系列にそって説明していきます。
まとめの表がこちらになります。
6月11日20時ビットフライヤー公式アカウントが疑惑を完全否定する
6月7日 | ビットフライヤーのハッキング疑惑がツイッターで浮上する |
---|---|
6月8日 | ビットフライヤーのサイトが使用不可能になる |
6月11日10時 | ビットフライヤーの業務停止疑惑がツイッターで浮上する |
始まりはビットフライヤー(bitFlyer)へのハッキング疑惑
ビットフライヤーの業務停止疑惑の始まりは、6月7日です。
真偽不明の「ビットフライヤーへの不正アクセス(ハッキング)」情報がツイッターに多数投稿されました。
*個人情報保護のため、アカウント名は黒塗りにしています
6月7日のうちに、すぐさまビットフライヤーはこのハッキング疑惑を否定しました。
一部 SNS において当社が不正アクセスを受けたとの話題が出回っておりますが、当社が不正アクセスを受けた事実はございませんのでご安心ください。
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) June 7, 2018
ビットフライヤー(bitFlyer)のサイトが使用できなくなる
6月8日、ビットフライヤーが原因不明のサイトダウンを発表しました。
6 月 8 日 14 時 15 分頃から当社サービスにアクセスできない状態となっております。
現在、復旧作業を行っております。当社サービスをご利用いただいているお客様に、ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) June 8, 2018
これが不正疑惑により生じたビットフライヤーへの不安感を煽ることになりました。
https://twitter.com/isag63d/status/1004964835853885441
ビットフライヤー鯖強化して
3日で落ちたw
BF(サーバー更に強化したで)
仮想民(不正アクセスの情報が拡散されてますけど、なんか漏れてる、、?)
BF(大丈夫!無問題や!)
仮想民(ヨッシャ入金や、アレ?!
アクセス止まった ヤバイ
俺のポジが?お金が溶けリュー(′д‵))
BF(メンゴメンゴw)— シュンシュン (@WdvDvN4VmkRLPnS) June 8, 2018
https://twitter.com/asagayaRyo/status/1004960830666895360
金融庁からのビットフライヤー(bitFlyer)への業務停止命令の疑惑が浮上
そして6月11日、金融庁がビットフライヤーに業務停止処分を下すとの情報が出回りました。
これに対し、ツイッターではいくつかやりとりがされました。
ビットフライヤー公式アカウントは、この疑惑もすぐさま否定しました。
一部 SNS において、「当社が明日業務停止命令を受ける」「資金が動かせなくなる」との話題が出回っておりますがそのような事実は確認しておりません。
事実と異なる不明確な情報にご注意ください。— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) June 11, 2018
これが今回のビットフライヤー業務停止疑惑の一連の流れです。
6月11日20時ビットフライヤー公式アカウントが疑惑を完全否定する
6月7日 | ビットフライヤーのハッキング疑惑がツイッターで浮上する |
---|---|
6月8日 | ビットフライヤーのサイトが使用不可能になる |
6月11日10時 | ビットフライヤーの業務停止疑惑がツイッターで浮上する |
ビットフライヤー(bitFlyer)の業務停止疑惑が生じた理由は?
業務停止疑惑が生じた一番大きな理由として考えられるのが、仮想通貨市場が大幅なマイナスになったことです。
そもそもデマが流れやすいタイミングは、市場が混乱しているときです。
たくさんの人が心理的不安にともなって、あらゆる情報に振り回されやすくなるからです。
今回は5月下旬から仮想通貨全体が下げ相場になっていたこと、特にビットコイン(BTC)が80万円台で推移していました(5月上旬は100万円台)。
6月10日には70万円台に突入し、11日には74万円台にまで急落しました。
6月9日から11日にかけてビットコインは10万円の下落をしていたのです。
このビットコインをはじめとする仮想通貨全体の相場のマイナスが、今回の業務停止疑惑を生み出した大きな理由だと考えられます。
ビットフライヤー(bitFlyer)の業務停止疑惑から学ぶデマ情報への対策
デマ情報は仮想通貨市場が混乱しているときに、特に発生しやすいです。
市場が不安定なときでも、デマ情報に惑わされない対策を説明していきます。
情報の出どころを確認する
一番大切なことは、情報の出どころを確認することです。
いわゆる情報リテラシーを高めることです。
今回のツイートでは、情報源とされるもの(知り合い)が書かれていましたが、公式な発表ではありませんでした。
完全にプライベートな情報であり、誰でもこのような情報は発信できます。
ですので、「その情報は正式に発表されているのか」に着目してください。
そしてその情報が出てきた背景を考えることも大切です。
今回の件だと、仮想通貨市場のマイナスであったことが背景にあたります。
- 情報のソースを確認する
- 情報は公式に発表されているのかを確認する
- 情報の背景には何があるのかを考える
ビットフライヤー(bitFlyer)の業務停止疑惑をまとめてみた
今回のビットフライヤーの業務停止疑惑は、デマである可能性が高いです。
ビットフライヤーの公式アカウントが、疑惑を否定しているためです。
これからも仮想通貨市場の混乱にのっかり、たくさんのデマが発生することが考えられます。
信用できる情報を見分ける力を身につけて、デマに振り回されないようにしましょう。
自分の通貨を守れるのは、あなただけです!
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