ウクライナでの仮想通貨の認知度が95%であることが、新たな調査によってわかりました。
またウクライナでは、インターネットを使用する人の13%が仮想通貨を保有しているとのことです。
Bitcoin.comによると、ウクライナでの1日の仮想通貨の流通量は、200万ドルに到達していると報道しています。
- ウクライナでの仮想通貨の認知度
- ウクライナでの仮想通貨の保有率と人気銘柄
- ウクライナでの仮想通貨への世論
目次
ウクライナでは多くの人が仮想通貨を知っている
この調査は18歳から55歳のウクライナ在住の1000人を対象に、インターネットを通じて行われました。
調査によると、仮想通貨の動向を気にしていると答えた人の割合は72%、仮想通貨という言葉を知っていると答えた人は23%、仮想通貨を知らない人は5%でした。
ビットコインが圧倒的認知度を記録
仮想通貨の動向を気にしていると回答した人のうち、ビットコインの認知度は98%でした。
ビットコインが、ウクライナでは依然として一番よく知られている通貨という結果になりました。
ウクライナでの仮想通貨の認知度は以下の通りです。
ビットコイン(BTC) | 98% |
---|---|
ライトコイン(LTC) | 29% |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 27% |
ダッシュ(DASH) | 14% |
ネム(XEM) | 6% |
ビットコインと並び人気の高いイーサリアムが、上位にランクインしてきませんでした。
ウクライナ人の6%がNEMを知っているというのは、興味深いですね。
ウクライナでは13%の人が仮想通貨を持っている
調査に答えた人のうち13%が実際に仮想通貨を持っていると回答しました。
そのうち88%がビットコイン、25%がビットコインキャッシュを購入したことがありました。
ウクライナでの各仮想通貨の保有率は以下の通りです。
ビットコイン(BTC) | 88% |
---|---|
ビットコインキャッシュ(BCH) | 25% |
ライトコイン(LTC) | 18% |
ダッシュ(DASH) | 7% |
イーサリアム(ETH) | 7% |
ウクライナでは、ビットコイン系列通貨・ダッシュを含める決済用通貨の需要が高いと推測できます。
ウクライナでの仮想通貨に対する世論
この調査では、仮想通貨を法定通貨として認めるべきかどうかという質問もされました。
認めるべき、認めるべきでない、わからないに30%ずつ分かれました。
また41%の人が国の機関が仮想通貨の流通をサポートすべき、19%が政府によって仮想通貨を禁止すべきと回答しています。
ウクライナで仮想通貨を公的に使用していくには、まだまだ議論が必要です。
ウクライナでの仮想通貨の動向をまとめてみた
95%のウクライナ人が仮想通貨を認知しており、ウクライナでも仮想通貨が話題になっていることがわかります。
ウクライナでは、ビットコインをはじめとする決済系通貨の人気が高いです。
リップルのXRPなども、ウクライナでは今後人気が出るかもしれませんね。
仮想通貨を法定通貨として認めるかは、まだまだ議論中であり今後の進展が待たれます。
国によって仮想通貨に対する態度、どの通貨が人気であるかは特色があります。
海外の情報に目を向けることは、今後の仮想通貨市場を予測する上でとても大切です。
最近の海外での仮想通貨関連ニュースは、以下を参考にしてください。
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