5月24日にハラレ最高裁判所はジンバブエ中央銀行(the Reserve Bank of Zinmbabwe)によって課せられた仮想通貨取引禁止令を解除しました。
(参考:https://ambcrypto.com/zimbabwe-cryptocurrency-banning-party-loses/)
ジンバブエ中央銀行が仮想通貨取引の禁止令を発表
5月15日にジンバブエ中央銀行は国内銀行の仮想通貨取引の禁止と仮想通貨取引所との関係を断つように命令しました。
中央銀行は以下のように発表しています。
国内で活動するBitfinanceとGolixを含めるすべての仮想通貨取引所はすべての仮想通貨取引を停止する必要がある。
中央銀行総裁のJohn Mangudyaは仮想通貨の利用に反対して、仮想通貨取引はマネーロンダリングやその他の犯罪を助長すると主張しています。
また仮想通貨取引禁止令を以下のように説明しています。
中央銀行は今まで仮想通貨取引に対する認可を下ろしてこなかった。そのため投資家や販売者は法律によって守られてこなかった。
以上のように
国民を守り、国の金融システムの健全性、安全性を守るために禁止例を出したとしています。
Golixのジンバブエ中央銀行に対するGolixの主張と禁止令の解除
Golixはジンバブエ中央銀行の仮想通貨禁止令に対して以下のように主張し訴訟を起こしました。
中央銀行は仮想通貨を違法だとする権利をもっているのか。
中央銀行は仮想通貨禁止令に対する道理的な理由を説明していないし、指示する権利もない。
Golix側は裁判にてジンバブエ憲法の第68項に反していると伝えていましたが、
ジンバブエ中央銀行は裁判に出席しませんでした。
この裁判の後
Golix広報部のNhlalwenhle Ngwenya氏は
5月24日木曜日の午後に「禁止例は」解除されたとCNNに伝えています。
まとめ
最高裁判所が仮想通貨禁止例の解除を伝えたということは現状では仮想通貨はジンバブエの中では前向きな方向に進んでいるという認識で問題ないかもしれません。
しかし、今後決定権をもつ議会での判断によっては禁止となる可能性もあるかもしれません。
この議会によって認められると、国によって仮想通貨が認められたと考えてよいでしょう。
元気のない仮想通貨市場の中ですこし前向きなニュースを聞くことができました。
ジンバブエの仮想通貨への政府の動きをはじめ世界全体としての動きもしっかり追っていきましょう。
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