中央集権で生きるあなたへ問う「自由ですか?」



『中央集権と非中央集権の違いとは何か?』

このように問われたら、あなたはなんと答えますか?

私自身、様々な仮想通貨事業者の方々や、仮想通貨に興味関心の高い方々とお話しする機会が多いのですが、意外と明確な回答を持っていない印象があります。

『なんとなく、中央集権はこうだ、』
『なんとなく、非中央集権はこうだ、』

といったように。

そこで、CoinInfoの編集長として、編集メンバーにいつも、中央集権がなぜ悪で、非中央集権が善へと向かっているのか。を解説するときの例え話をご紹介しようと思います。

無意識に洗脳される中央集権 『あなたは、自由ですか?』

まず、常に私は、中央集権と非中央集権の違いを教えてくださいと聞かれるとこの問いをします。

『あなたは、自由ですか?』

ほとんどの方が少し戸惑った様子でこう答えます。

『はい、自由を保障されていますから。』

ここで、私はいつも感じるのです。
自由を保障されている状態とは、本質的に自由を制限されている状態なのではないか、と。

つまり、私たちは基本的人権の尊重に含まれる『自由権』を与えられているのですが
それは、生まれた瞬間に中央政府が『自由』を一度集約し、それを再分配している状態なのです。

ということは、中央政府によって、『自由』を一度取り上げられ、『あなたの自由はここからここまでで保証します』と自由の再分配が行われていると言えるのではないでしょうか?

それでは、もう一度。

『あなたは自由ですか?』

改めて、結論を出してみてください。

私たちは、物理的に存在していても実質的に殺される可能性がある

かなり過激な見出しで驚いた人がたくさんいるかと思いますが、これは一時期ニュースになった『消えた年金』と同じような考えです。

2007年5月に国民年金など公的年金保険料の納付記録漏れ問題が発覚し、5000万件という数字とともに国民の大きな怒りを買った。

私たちが生きている証明も、年金と同じような管理をされています。

まず、生きている、という証明のために、生まれたら『出生届』を提出しないと、物理的に存在していても実質生まれていないことになります。
また、原則『死亡届』を出さないと、物理的に存在していなくても、実質生きていることになります。

さて、ここから想定されるのは、年金と同じようにデータベース、つまりエクセルのようなもので私たちの生死は管理されていると言っても過言ではないと思いませんか?

生死を管理している部門の人が、エクセルシートからあなたの行を削除してしまうなんてことがあれば、『実質的に殺される』ということにならないでしょうか?

非中央集権の場合は自由なのか?実質的に殺されないのか?

ここに関しては、100%イエスではないです。
非中央集権システムを完成させるために、ブロックチェーンという技術を用いてデータの管理を行っています。

【素人でもわかる】ブロックチェーンを超える新技術「DAG」とは?

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ここで、このブロックチェーンというデータベースに『私は生きています』と書き込むと、それが本当かどうかを中央政府ではなく、コンセンサスアルゴリズムという合意形成の仕組みを使って、そのブロックチェーンの運営に参加しているみんなで承認する。
という仕組みになるのです。

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なので、自由を中央集権的に制限されるのではなく、自由のあり方をみんなで決める。という形になります。

この話で理解できたでしょうか?
もう少し、詳しく知りたい!ここがわかりにくい!などあったら、公式アカウントにリプライをください!
さらに、詳しく説明する記事を公開します!

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