中央集権が悪で、非中央集権が善であると言いきれるシンプルな理由



個人情報が最大の価値になっていく未来…。

私たちCoinInfo編集部は、将来的に「個人情報が最大の価値」になると考えています。

この言葉を別の角度から言い換えると「個人に帰属する社会」になります。

そしてこれらは非中央集権的社会の本質であり、「善」である社会と私たちは考えています。

本記事では、現在の社会である資本主義から考える中央集権的側面の悪と
理想の社会である価値主義から考える非中央集権的側面の善を解説していきます。

資本主義とは中央集権的である

それではまず現代の資本主義から解説していきます。

資本主義はいつ生まれたのか?

資本主義が主流になったきっかけとして、18世紀半ばから19世紀半ばでの産業革命があります。

ですので、資本主義は1800年ほどから現在まで続いていることになります。
約200年の間、資本主義から世界は脱却できずにいるのです。

資本主義の成り立ちの詳しい解説は、こちらの記事を参考にしてください。

資本主義はどのように生まれたのか? 3分で読む「競争社会」誕生の歴史

資本主義ではお金が価値の中心である


資本主義の仕組みは、生産によって利潤を生み出し、その利潤を資本として生産に再投資します。
つまり資本主義では、資本=利潤=お金という図式が成り立ちます。

ですので、資本主義での価値は「お金」と定義することが可能です。

資本主義ではお金を中心に価値の物差しが考えられ、極端な例だと「年収500万の人」より「年収501万の人」の方が価値が高いと言えます。

このように資本主義では、お金という絶対的な尺度で、価値が決定されているのです。

資本主義は中央集権的であり社会が個人を定義する

上で説明したように資本主義では、お金という絶対的尺度のもと価値が決定されており、これは中央集権的であるとも言い換えることができます。
誰かが決めた物差し(資本主義ではお金)が、個人の物差しをも決めている状態です。

つまり中央集権的社会では、社会(資本主義)が個人を定義していることになります。
社会という大きな得体のしれないものに、無意識的に支配されている感覚です。

意思決定の自由が無意識的に制限されている状態です。

具体例では以下のものをあげることができます。

  • 就活生が大企業を目指すこと(より年収の高い企業に入ることが良いとされていた)
  • バイトの時給(働き具合によって変わるべきなのに、自分の価値を時間とお金で定義している)

中央集権的社会だと2つマイナスな面があります。

  1. 本質的自由の獲得ができない
  2. 生死の決定を個人でできない

こちらの詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

中央集権で生きるあなたへ問う「自由ですか?」

2018.10.28

価値主義とは非中央集権的である

続いて資本主義の次にくるといわれる価値主義についてと、価値主義によってもたらされる非中央集権社会について説明していきます。

価値主義が生まれた背景としては、上で説明してきた資本主義的には価値として認められないものがでてきたためです。
資本主義の弱点はお金に換算できないものは、ないものとして判断するところです。

現在はお金だけで価値を決めて良いのか?というフェーズに入ってきています。

200年の時を超えて、今まさに世の中は資本主義から脱却しようとしています。

価値主義ではお金以外にも価値が生まれる

価値主義とは、お金にならなかったものにも価値があるとする考えのことです。
お金は一つの「ツール」として捉えます。

例えば、社員の満足度、研究、社会的奉仕活動、感情、感謝などをあげることができます。

これらは、多くの人が価値があると感じているものですが、お金という物差しで考えると利潤を生み出しにくいものです。

これらがインターネットの普及により、個々人が必要だと思っている価値そのものが可視化できるようなりました。
これによって人の価値に対する精神性があがり、価値主義という考え方が必要になっているのです。

価値主義は非中央集権的であり個人が社会を定義する

価値主義では、個々人が価値だと思うものを価値として認めることであり、これは非中央集権的であるとも言い換えることができます。
みんなで価値があるとした認めたものは、お金以外でも価値として捉える状態です。

つまり非中央集権的社会では、個々人が社会を定義していることになります。
自分たちが価値あると認めたものの積み重ねが、社会になっていく感覚です。

自分の意思決定の積み重ねが社会を創っていくのです。

自分の善であると感じるモノや人、行動が価値として生み出されるようになります。
つまり善であるモノ全てが善であると認識され、二次関数的に幸せが生み出されていく素敵な世界になります。

非中央集権社会では個人情報が最大の価値になる

価値主義と非中央集権社会を説明してきました。

ここで非中央集権社会では、何が最大の価値になるかを考えていきたいと思います。

私たちの考える答えとしては「個人情報」が最大の価値になるという結論に至りました。

非中央集権社会では、自分の善であると感じるモノや人、行動が価値として生み出されるようになります。
一人ひとりの感情や行動が価値になっていきます。

つまり、個人が持つ価値を平等に価値と判断している状態です。
個人に価値が帰属している社会です。

個々人、一人ひとりがもつ個人情報が、非中央集権社会では最大の価値になるのです。

個人情報の価値が最大化になる事例は、別の記事で詳しく解説する予定なので、楽しみにしていてください。

CoinInfoが目指す社会は非中央集権社会である

CoinInfoが目指している社会は、非中央集権社会です。

なぜならば、非中央集権社会は絶対的に善である社会のため。

一人ひとりが自分の価値基準に沿って、幸せを創っていく社会。

私たちCoinInfoをは、情報発信をしていくことで、一人ひとりが本質的に自由で、幸せである社会を創っていきます。

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