【CoinInfo編集長の脳内】ウォレットが仮想通貨取引所を近い将来上回る説



みなさん、仮想通貨取引所という存在に違和感を感じたことはないでしょうか?

私は、常々、以下の違和感を感じます。

  • 取引所に上場!?
  • 取引所じゃないと取引できないの!?
  • これ以上通貨できたらペアの数多すぎ、どうするの!?

などなど、、

私たちが、仮想通貨を日常的に使用するようになる頃には、間違いなく通貨の数は無数になっていると考えているのですが
そうなると、わざわざ支払いのために都度、取引所に手数料を払い通貨を選択して、支払いとすることになります。

そんな疑問を、様々な仮想通貨関連事業者の皆さんとディスカッションする中で、私の中である結論が出ました。

それが、『ウォレットが仮想通貨取引所を近い将来上回る説』

この説を、ここから詳しく解説していきたいと思います。

仮想通貨取引所に上場!!これはそこまで騒ぐようなことではない

現在、仮想通貨取引所に通貨が上場すると、価格が上昇するなどと、ひとつの価格決定に対する影響要因であると言われています。

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2018.04.13

これは、通貨の市場に需給ニーズが発生し、流動性が向上することが本質的な理由として考えられます。

ただ、冷静に『仮想通貨が日常的に利用できる社会』を想像してみると、取引所への上場によって通貨の取引が可能になった。みたいな次元のニュースで、いちいち騒ぐようなことではないのでは?
と思いませんでしょうか?

ですので、この上場というキーワードはあくまで仮想通貨黎明期の段階だけの話ではないか?と私は考えます。

これから仮想通貨は間違いなく多種多様になる

冒頭でも話した通り、仮想通貨は無限に発生し続け、各通貨がトークンエコノミーを形成すると考えております。

トークンエコノミーとは
ひとつの『しるし・あかし』のような象徴的なものを基準に形成される経済圏のことで、この『しるし・あかし』を『通貨・コイン』としているもの

例えば、インターネット社会では著作権のあり方が曖昧になっているのが事実だと思います。
写真などのコンテンツの持ち主が誰なのかが明確にわからない状態です。
この著作権に『トークン』つまり『しるし』のようなものを付け、使用する際には利用料を支払う。これでひとつのトークンエコノミーが確立されます。

現在、日本ではJASRACのように中央集権的に著作権の所在を明確にして、利用料の徴収・分配が行われています。

もう少し、わかりやすく考えると、経済は様々な『歯車(エコノミー・経済圏)』が無数に噛み合うことによって大きなエコノミー(経済圏)が成立しています。

飲食店をひとつの大きなエコノミー(経済圏)と捉えた時
様々な細かい『歯車(エコノミー・経済圏)』によって成り立っていることがわかります。

  • 割り箸やお皿などの食器
  • 食材・飲食類
  • 配達業者
  • 机や椅子のようなインテリア

etc…

これらひとつひとつが『歯車(エコノミー・経済圏)』として噛み合う事により、ひとつの大きな『経済圏(居酒屋)』が完成します。

これを見てわかるように、『割り箸やお皿などの食器』もひとつのエコノミーとして独立した価値を持つのです。

つまり、エコノミーは無限に存在し、増え続けるという事です。
ですので、私は、仮想通貨は無限に発生し続け、多種多様な通貨がトークンエコノミーを形成していくと考えております。

わざわざ取引所で通貨を交換して決済するなんて馬鹿馬鹿しい

では、上記で説明した通り、様々なトークンエコノミーが存在し、それぞれ全てに正当な価値を享受し合うことができる、そんなエコノミーが確立できれば素晴らしい社会になると私は考えております。

ただ、現在のようにわざわざ取引所で通貨を交換し、このお店ではビットコイン、この店ではリップル、、、、
などといちいち判断し、取引所で交換し、なんてことはかなり難しいし、不便なのではないかと思います。

ですので、わざわざ取引所で通貨を交換して決済するなんて馬鹿馬鹿しいと考えたのです。

ウォレットが取引所の役割を代替もしくは包括する可能性

では、どのようにすれば、仮想通貨。つまりトークンエコノミーが実用化するのか?と考えたところ、ひとつの結論に行き着きました。
それが、ウォレットが取引所の役割を包括するのではないかと。

あるお店でのキャッシュレス決済を想像してもらえればわかると思うのですが

  1. iPhone端末を店側端末と接触
  2. IDで決済(コンビニ側は楽天ペイなどのサービスを利用)
  3. IDはVISAのデータを利用して決済
  4. VISAは自身の信用情報をベースに銀行から引き落とし
  5. 自身は現金を銀行に預金

このようなプロセスが無数に存在するのを私たちは、『IDで』の一言で、またiPhoneであればアップルが提供してくれていウォレット機能が代替してくれています。
つまり、この金融機関の数が多数あるものを結果ひとつのウォレットによって簡素化することが実現しています。

このように、仮想通貨が無数に存在したとしても、取引所のような役割もウォレットが包括するではないか、という結論に行き着きました。

ウォレットを使用することが普通になり自分がどの通貨を使っているかわからなくなる

これまで説明してきた一連の流れをまとめると

ウォレットを活用することで、自分がどの銀行から引き落とされていて、その預金もどのエコノミーからの収入による預金なのか?

などさえも曖昧な状態で決済していると言えるのではないでしょうか?

仮想通貨に関しても、全く同じ現象が起きるという仮説を私は持っており、そうなることで、仮想通貨により実現できるトークンエコノミー、はたまたトークンエコノミー同士が噛み合う事によって起こる大きな経済圏が確立されるきっかけになるのではないかと考えております。




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